
みなさん、こんばんは。気にしい管理人です( @kinicy74 )😊
「Excelのオートシェイプに取り消し線を付ける方法ってないかなぁ?🙄」
「エクセルの図形に取り消し線を簡単に引く方法ってないかなぁ😥」
こんなことでお悩みではないでしょうか。
今回は、Excelでオートシェイプの文字に取り消し線が引けない?その原因と解決策を説明します!
昔はオートシェイプの文字にショートカットでサクッと取り消し線を引けたような・・😄
「Excelのオートシェイプに線が引けない!」と悩むあなたへ

「Excelのオートシェイプに、どうしても取り消し線が引けない!」と、もどかしい思いをしたことはありませんか? 提出する資料を修正したいのに、いつものショートカットキーが効かない…そんな経験を持つあなたは少なくないでしょう。実は、Excelのオートシェイプは、通常のセルとは異なる特殊な仕様を持っているため、普段の操作が通用しないことがあります。
しかし、ご安心ください。この記事では、多くのビジネスパーソンが悩むこの「落とし穴」を徹底的に解説し、誰でも簡単にオートシェイプに取り消し線を引くための「2つの裏ワザ」と、その効果的な活用術をご紹介します。この記事を読めば、あなたのExcel資料作成スキルは劇的に向上し、もう二度と同じ問題で悩むことはなくなるでしょう。
なぜExcelオートシェイプの文字に「取り消し線」が引けないのか?
日々の業務でExcelを使いこなし、見やすい資料を作成しようとオートシェイプ(図形)を活用しているあなたは多いことでしょう。しかし、「この文字に、取り消し線をサッと引きたい」と思っても、ホームタブにある「フォント」グループを見ても、取り消し線のボタンが見当たらない、そんな経験はありませんか?
さらにセルに文字を入力した場合は、キーボードショートカットの「Ctrl + 5」で簡単に取り消し線を引くことができます。しかし、オートシェイプ内の文字では、このショートカットが機能しません。これは、ショートカットキーがExcelのセル書式設定に特化して割り当てられているためであり、オートシェイプという別のレイヤーにあるオブジェクトには適用されないためです。この違いを理解しないまま、セルと同じ感覚で操作を試みると、「なぜできないんだ?」という疑問がつきまとうことになります。
このように、一見すると不便に思えるオートシェイプの仕様ですが、次のセクションで解説するような、より本質的な解決策を探すことができるようになり、他の人よりも一歩進んだExcelスキルを身につけることができるでしょう。
【図解で解説】オートシェイプの文字・図形に「取り消し線」を引く2つの方法

ここでは、オートシェイプに取り消し線を引くための、知っておくべき2つの方法を、ステップごとに丁寧に解説します。一つはオートシェイプ内の文字に直接取り消し線を引く「基本テクニック」、もう一つはどんな図形にも応用できる「応用テクニック」です。これらの方法をマスターすれば、もう二度と「取り消し線が引けない」と悩むことはなくなるでしょう。
方法①:オートシェイプ内の文字に「取り消し線」を直接引く超基本テクニック
まず、最もシンプルで直接的な方法からご紹介します。これは、オートシェイプ内の文字に対して、特定の書式設定を適用することで取り消し線を引く方法です。多くの方がホームタブの「フォント」グループで挫折しますが、実は別の場所にその設定は隠されています。手順は以下の通りです。まず、取り消し線を引きたいオートシェイプ内の文字を選択します。次に、以下のいずれかの方法で「フォント」ウィンドウを開きます。


- リボンの操作: 「ホーム」タブの「フォント」グループ右下にある小さな矢印アイコンをクリックします。
- ショートカットキー:
Ctrl+1またはCtrl+Shift+F(フォントウィンドウを開く一般的なショートカットはCtrl+Shift+Fです。Ctrl+1は、「セルの書式設定」ダイアログボックスを開くショートカットとして広く使われていますが、オートシェイプ内の文字を選択した状態でも、このダイアログボックスを開き、フォント設定を編集できます。)
開いた「フォント」ウィンドウで、「文字飾り」の項目にある「取り消し線」にチェックを入れ、「OK」をクリックします。これにより、オートシェイプ内の文字に取り消し線を直接適用することが可能になります。この方法は、特にテキストボックスや吹き出しなど、文字が主体のオートシェイプで非常に有効です。一つの操作で、選択した文字列全体に取り消し線を適用できるため、長文のテキストや、多くの文字を含む図形に修正を加える際に非常に便利です。
方法②:どんな図形にも対応!「線」を引いて「取り消し線」に見せる応用テクニック
もう一つの方法は、さらに汎用性が高く、どんなオートシェイプにも対応できる応用テクニックです。これは、「線」のオートシェイプを使い、それを「取り消し線」として配置する方法です。一見、原始的に思えるかもしれませんが、これが最も自由度が高く、かつ確実な方法です。まず、Excelの「挿入」タブから「図形」を選択し、「線」を選びます。そして、取り消し線を引くべき箇所に、マウスで線を引きます。線の色や太さも自由に調整できるため、修正箇所をより目立たせたい場合などに非常に便利です。
この方法の最大のメリットは、文字だけでなく、矢印や四角形など、あらゆる種類のオートシェイプの上に線を引くことができる点です。例えば、四角形で囲んだグループ全体に変更があったことを示したい場合など、特定の図形を貫くように線を引くことも可能です。
この方法は、視覚的なインパクトを重視する資料作成において、特にその真価を発揮します。線の色を赤に変えたり、太くしたり、点線にしたりすることで、ただの取り消し線ではない、意図を明確に伝えるデザインを加えることができます。また、一度作成した線は、図形として独立しているため、位置や長さを後から微調整することも容易です。
このテクニックは、単純な文字の修正だけでなく、複雑なフローチャートや組織図の変更点を視覚的に分かりやすく表現する際にも役立ちます。ただし、この方法は、文字の書式設定とは異なり、線がテキストとは独立した別の「オブジェクト」になるため、テキストを移動させると線も一緒に動かす必要があります。複数の図形と線を同時に移動させる必要がある場合は、すべてを選択してグループ化するテクニックを覚えておくと非常に効率的です。
もう迷わない!Excel資料作成の効率を劇的に上げる「取り消し線」の活用術

このセクションでは、ショートカットキーとクイックアクセスツールバーを活用した高速化テクニックと、状況に応じた最適な使い分け方法を解説します。これらの活用術を身につけることで、あなたは単なる「Excel操作ができる人」から「見やすく、伝わりやすい資料をスピーディーに作成できる人」へとレベルアップすることができるでしょう。
作業を高速化する!知っておくべきツールバー&ショートカットキー
Excel作業の効率化には、ショートカットキーやツールバーの活用が欠かせません。前セクションで紹介した「フォント」ウィンドウを開くショートカットキー Ctrl + 1 は、オートシェイプ内の文字編集においても非常に強力なツールです。このショートカットを使えば、マウスでリボンを探す手間が省け、キーボードから手を離さずに作業を続けることができます。
さらに、頻繁に取り消し線を使用する場合は、「クイックアクセスツールバー」に取り消し線ボタンを追加するのがおすすめです。このツールバーは、Excelウィンドウの左上にある小さなアイコンの集まりで、よく使うコマンドを自由に登録できます。
クイックアクセスツールバーへの追加手順


- クイックアクセスツールバーの右端にある下向きの矢印をクリックします。
- 表示されるメニューから「その他のコマンド」を選択します。
- 「コマンドの選択」プルダウンメニューで「すべてのコマンド」を選択します。
- リストの中から「取り消し線」を探し、選択します。
- 中央の「追加」ボタンをクリックし、右側のリストに追加されたことを確認します。
- 最後に「OK」ボタンをクリックして完了です。
この設定を一度行っておけば、今後はどのタブを開いていても、ワンクリックで取り消し線を適用できるようになります。また、F4キーも重要なショートカットです。F4キーは「直前の操作を繰り返す」機能を持っており、一度取り消し線を設定すれば、次に別のオートシェイプ内の文字を選択し、F4キーを押すだけで、同じ書式を瞬時に適用できます。この2つの高速化テクニックを組み合わせるだけで、取り消し線設定のスピードは格段に向上するでしょう。
状況別使い分けガイド:文字・図形への取り消し線、どちらを使うべきか?
2つの方法を理解したからこそ、状況に応じた使い分けが重要になります。以下に、判断の基準をいくつか提示しますので、ご自身の業務に照らし合わせてみてください。
- 「文字」に直接引くべき状況
- 長文のテキストや複数の単語に適用する場合: テキストボックスや吹き出し内の文章のうち、一部の単語や文章を修正したい場合に最適です。一つの操作で文字列全体に適用できるため、手作業で線を引くよりも圧倒的に効率的です。
- 正確な位置に線を引く必要がある場合: テキストの真ん中に正確に線を引きたい場合、フォントの書式設定を利用するのが最も確実です。手動で線を引くと、わずかなズレが生じる可能性があります。
- 「線」を引いて見せるべき状況
- 特定のオートシェイプ全体を無効化する場合: オートシェイプ全体(例えば、四角形や円)が不要になったことを示す際に有効です。図形を貫くように一本の線を引くことで、その図形が「取り消された」状態であることを視覚的に明確に伝えられます。
- 矢印や複雑な図形に線を引く場合: オートシェイプの種類によっては、文字への直接の取り消し線が意図した通りに表示されない場合があります。また、矢印など文字を含まない図形に線を引く場合は、この方法しか選択肢がありません。
- 視覚的なインパクトを重視する場合: 線の色や太さを変えたい、点線にしたいなど、デザイン的な要素を加えたい場合に非常に有効です。
これら2つの方法を適切に使い分けることで、作業効率が上がるだけでなく、より意図が明確でプロフェッショナルな資料を作成できるようになります。Excelの機能を単に使うだけでなく、その特性を理解し、目的と状況に応じて使い分けることが、真のExcelマスターへの道と言えるでしょう。
まとめ:あなたのExcelスキルを劇的に向上させる「取り消し線」の秘密
- フォントウィンドウへのアクセスが解決策: ホームタブの「フォント」グループ右下の矢印アイコン、または
Ctrl + 1のショートカットキーでフォント設定ダイアログを開く方法を解説しました。 - 図形として線を追加する応用テクニック: 「挿入」タブから「線」のオートシェイプを選択し、それを手動で配置する方法を紹介しました。
- 汎用性の高い応用テクニック: 文字が含まれていない図形や、複数の図形にわたる修正を示す場合にこの方法が非常に有効であることを強調しました。
- ショートカットキーやツールバーの活用で高速化:
Ctrl + 1やF4キー、さらにはクイックアクセスツールバーへのボタン追加による効率化テクニックを提示しました。 - 状況に応じた使い分けの重要性: 文字への直接適用と、線としての追加、それぞれの最適な使用シーンを明確にしました。
- 長文の修正に最適なのはフォント設定: テキストボックス内の長文や、特定の単語に適用する際は、フォント設定を利用する方が効率的です。
- 図形全体の修正には「線」が最適: 四角形やフローチャートなど、図形全体を無効化したい場合は、上から線を引く方法が視覚的に優れています。
- プロフェッショナルな資料作成へのステップ: 単なる操作方法の習得だけでなく、その背景にあるExcelの仕様を理解することの重要性を説きました。
- 初心者でも分かりやすい解説: 専門用語を避け、誰でも理解できるようにステップバイステップで解説を行いました。
- 時間節約のメリットを強調: この記事で紹介するテクニックが、日々の業務における無駄な時間を削減し、生産性を向上させることを示唆しました。
- 実務に即した内容: 日々の業務でExcelを頻繁に利用するビジネスパーソンの悩みに直接応える内容となっています。
みなさんのご参考になればうれしいです。
以上、「Excelでオートシェイプの文字に取り消し線を引く超簡単テクニック」でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
サクサクっとエクセル操作ができると気持ちいいですね!