みなさん、こんばんは。気にしい管理人です( @kinicy74 )😊
今回は、ぜひ、みなさんにも知ってもらいたい食品添加物の真実について書かれた「食品の裏側」という本を紹介します!
食品添加物とは、以下の定義とされています。
保存料、甘味料、着色料、香料など、食品の製造過程または食品の加工・保存の目的で使用されるものです。
出典:厚生労働省のHP
気にしい管理人がこの「食品の裏側」 を猛烈に読んでみたくなったのは、この「衝撃的な本の帯(おび)」を見たのが理由となります。
食品添加物の
元トップセールスマンが明かす
食品製造の舞台裏
廃棄寸前のクズ肉も30種類の「白い粉」でミートボールに蘇る
コーヒーフレッシュの中身は水と油と「添加物」だけ
虫をつぶして染めるハムや健康飲料
知れば怖くて食べられない!
安さ、便利さの代わりに、
私たちは
何を失っているのか。
序章 「食品添加物の神様」と言われるまで
第1章 食品添加物が大量に使われている加工食品
第2章 食卓の調味料が「ニセモノ」にすりかわっている!?
第3章 私たちに見えない、知りようのない食品添加物がこんなにある
第4章 今日あなたが口にした食品添加物
第5章 食品添加物で子どもたちの舌が壊れていく!
第6章 未来をどう生きるか
出典:「食品の裏側」の帯(おび)
「クズ肉 = ミートボール?!」、
「コーヒーフレッシュにミルクが入っていないの?!」、
「虫をつぶすって一体なんだ?!」と、いろいろ考えてしまいますよね。
この本には、普通に生活をしているだけでは全く知らない食品の真実について書かれています。
まさに食品の告発本です!
食品添加物の実態について驚きの連続であり、衝撃的な事実に興味が湧くともう止まりません。将来の自身のことを考えると、スラスラと読み込んしまうと思います。
ふだん、あまり本を読まない方にも、ぜひ、知ってもらいたい内容でしたので、書評を通じてみなさんに関心を持っていただければと思います。
食品添加物の理解を深めたうえで、食品を正しく選び、健康的に美味しく食べましょう!
本の紹介
書名:食品の裏側
著者:安部司
出版社:東洋経済新報社(2005/10/1)
ISBN-13 : 978-4492222669
※ISBNは、国際標準図書番号(International Standard Book Number の略称)
初版は2005年ですが、まだまだ現役で通用する知識です!
古本だとかなり安く買えると思いますので、オススメです!
食品添加物のメリット
食品添加物は、食品を加工・保存する目的で使用されます。
食品添加物を使用することによって、食品の期限を長持ちさせることができ、色・ツヤを美しく仕上げることができます。
また、味を良くすることもできるため、品質を向上し、最終的には食品を製造する業者のコストを下げることにつながるというメリットが挙げられます。
食品添加物はまさに「魔法の粉」です。
私はよく「添加物は職人要らず」と言いますが、添加物を使えば、技術がなくても簡単に一定のレベルのものが作れてしまうのです。
出典:「食品の裏側」
食品添加物のデメリット
その「魔法の粉」にも裏の部分があり、ここがこの本の本題となります。
目次の前半から続々と衝撃的なタイトルが連発します。
序章 「食品添加物の神様」と言われるまで
ドロドロのクズ肉が30種類の添加物でミートボールに蘇る
「添加物のかたまり」でビルが建った
「俺のところのハムは食べるなよ」-自分の工場でつくったものを食べない人たち-
第1章 食品添加物が大量に使われている加工食品
低級タラコが、あっという間にピカピカの高級品に変身
10種類以上の「白い粉」で明太子はつくられている
「プリンハム」の怪-100キロの豚肉から130キロのハムができる!?-
「低塩梅干」は「高塩梅干」より体に悪い!?
出典:「食品の裏側」
食品添加物を利用して、粗悪な食品をあたかも美味しく食べれるように加工している事実が赤裸々に書かれております。
明太子には10種類以上の添加物が使われており、他の食品よりも使用されている量が多いと書かれているのですが、「添加物の複合摂取」についても筆者は警笛を鳴らしています。
厚生労働省は、添加物の毒性をネズミを使用して1つ1つ検証しています。
ですが、複数の添加物を一気に摂取した際の検証は十分になされていないので、危険性が潜んでいると筆者は私たちに教えてくれています。
「○○風味」という名で本物の味に対抗して、安い価格で売られている商品も多いことも解説をしてくれています。「丸大豆醤油」に対して「醤油風味調味料」や「純米みりん」に対して「みりん風調味料」などです。
なんと、塩にも添加物が使われている場合があります。
安い塩を海外から輸入して、後からミネラルを添加物として合わせている塩もあり、消費者が理解した上で購入できる表示がなされていないのが、現状です。
食品添加物の表示は、各商品に一応はされていますが、
まとめて添加物を表示しても良いルールがあったり、
原材料から持ち越される添加物は表示しなくても良いルールがあったり(キャリーオーバー)、
食品の加工前に除去されたり中和されたりするもの(加工助剤)は表示しなくても良いなんてルールもあったり、
結構、なんだかんだで消費者には判断しにくくなっているのです。
例えば、「カット野菜」はお手軽なので健康を意識して食べている方も多いと思いますが、実は殺菌剤の入ったプールに何度も漬けこまれて、シャキシャキ感を出すためにさらに添加物を加えることもあるそうです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
衝撃的で驚きの連続だったかと思います。
この事実をみなさんにも伝えたく、できるだけわかりやすく書評をしてみました。
もっと詳細が気になる方は、ぜひ、書籍も確認してみてください。
気にしい管理人は、以下を気にして買い物をするようにしています。
・食品の裏側をキチンと見て、内容物を確認する!
・添加物をなるべく避けて〇〇風味にはだまされない!
・ハム、ソーセージとベーコンは特に気をつけて買う!
・子供たちにはまともな食品を!
みなさんのご参考になればうれしいです。
ビールを節約して、なるべく無添加食品を選ぶようにしています!
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